鉄骨プレハブ建築物製造の郡リース(東京)が4・1ヘクタール

2017年10月31日(火)
上半期工場立地 本県、県外企業18件1位
圏央道開通で誘致加速

 経済産業省が30日発表した2017年上半期(1〜6月)の工場立地動向調査(電気業除く)で、本県は県外企業立地件数が18件に上り全国1位となった。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の県内区間が全通したことによる交通網の充実などで、沿線の県南・西地域を中心に幅広い業種の誘致につながった。工場立地面積は37ヘクタールで前年同期の1位から3位に後退。県内企業を含む全体の立地件数は26件で7位から4位に順位を上げた。

調査によると、本県の上半期の県外企業立地件数は前年同期に比べ38・5%増の18件で5件増。全体の立地件数は44・4%増の26件で8件増えた。1位は静岡の40件。立地面積は48・5%減の37ヘクタールで前年同期の71ヘクタールから半減した。1位は兵庫の54ヘクタールだった。

地域別では、県南と県西ともに10件で両地域で全体の7割を超えた。県北と県央が3件ずつで、鹿行はなかった。立地件数の業種別では金属製品製造業が7件で最多。輸送用機械器具製造業が5件で続いた。

県立地推進室によると、昨年同期のファナック(山梨、28・7ヘクタール)のような大型の立地はなかったが、坂東インター工業団地(坂東市)をはじめとした圏央道沿線地区で多くの企業の誘致につながった。主なところでは、鉄骨プレハブ建築物製造の郡リース(東京)が4・1ヘクタール、自動車吸音材・遮音材製造の日晃工業(坂東市)が2ヘクタール、同工業団地に用地を取得した。

このほか、ガラス・化学製品製造のセントラル硝子(東京)がつくば市内のつくばエクスプレス沿線に3・6ヘクタールを取得。乳製品製造の雪印メグミルク(同)は阿見東部工業団地(阿見町)で稼働中の工場と一体的な利用を行うため隣接地2・8ヘクタールを新たに取得した。

同推進室は「交通網の充実などを背景に企業の本県進出に向けた動きは活発。引き続き誘致に力を入れていく」としている。 (松崎亘)

http://ibarakinews.jp/

news/newsdetail.php?f_jun=15093702082288

 

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茨城県は全国で3位に後退したとしても工場立地面積37ヘクタール!

郡リースさんが4.1ヘクタールですか、なんと坪に直すと12402.5坪!!

非常に大きな敷地ですねー