熊本地震の資料展示場完成 益城町にユニットハウス!

熊本地震の資料展示場完成 益城町にユニットハウス

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2017/11/24 10:26
©株式会社熊本日日新聞社

仮設商店街の駐車場に完成した「mirai-baco」。若者らが気軽に集える場として「町未来トーク」のメンバーが企画した=23日、益城町
 益城町中心部の木山地区に23日、熊本地震の資料を展示したユニットハウス「mirai-baco」(ミライバコ)がお目見えした。若者の提案を受けて町が設置。無線LANのWi-Fi(ワイファイ)が整備され、休憩もできる。
 提案したのは町の活性化を探る高校生や大学生、社会人でつくる「町未来トーク」の約10人。町内に高校や大学がないため、若者が気軽に集える場をつくろうと、今年1月から準備してきた。
 地震後、町が整備した仮設商店街の駐車場の一角に2棟を整備。開放する1棟は24平方メートル。地震の風化を防ぐため地元住民が撮影した被災当時の街並みや地震の写真集などを展示した。もう1棟は事務所。26平方メートルのウッドデッキも併設されている。
 仮設商店街で文房具店を経営する北川裕子さん(57)は「若者が頑張っている姿に励まされる。合同イベントを企画するなどして、商店街も協力したい」、未来トークの東稜高2年山本汐莉さんは「木山地区の活性化につながればうれしい」と話した。
 利用できるのは毎週火曜、木曜、土曜の午前9時~午後5時。いずれも無料。飲食もできる。(後藤幸樹)
(2017年11月24日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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