皆さんは住まいが未定の状況を味わったことありますか?(22%が住まい未定)

福島県調査>仮設提供来春終了の5市町村 22%が住まい未定

 福島県は13日、東京電力福島第1原発事故に伴う仮設住宅の無償提供を2019年3月末で終える南相馬市など5市町村の避難世帯の意向調査結果を公表した。同年4月以降の住まいが決まっているのは対象世帯の48.2%、未定は22.2%だった。
 対象は南相馬市、川俣町、葛尾村飯舘村川内村の旧避難区域の2831世帯。帰還困難区域は除く。
 現在の住まい別に、県内のみなし仮設に当たる借り上げ住宅(1617世帯)で決定済みは35.4%、未定25.0%。プレハブ仮設(774世帯)は決定済み88.8%、未定11.2%。県外避難(440世帯)は未定が31.4%に上り、決定済みの23.8%を上回った。
 未定の世帯が抱える課題(複数回答)は「生活資金がない」「保証人がいない」が約19%、「住宅や土地が見つからない」が約15%となった。
 県の無償提供は昨年3月に自主避難者、この3月に楢葉町で終了。浪江、富岡、双葉、大熊4町の全域と帰還困難区域の終了時期は今後検討する。
 調査は昨年11~12月に実施。回答は1994世帯で、県は今後、未定と未回答世帯の意向確認を進める。

 

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先の東日本大震災より7年が過ぎましたが、いまだ仮設住宅などで避難生活をされておられる方が沢山おられます。

住まいが決まっておられない方々の理由が、

 

「生活資金がない」「保証人がいない」が約19%、

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「住宅や土地が見つからない」が約15%となった。

 

と、あります。しかしこの状況、自分に実際に降りかかった事を

想定してみて下さい。

住宅や身内・知人を失い、慣れない場所での仮設住宅での生活、

そして、この物質的な問題。

 

心のケアはしっかりとされているのでしょうか。。

震災への社会的関心が薄れるのは仕方ない事だとしても、

忘れてはいけない、風化させてはいけないですよね。