仮設のプレハブを利用して手すき紙の福祉作業所が評判!

仮設の手すき紙が評判…南三陸・福祉作業所

 

和紙のような手触り

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手すきで紙をつくる福祉作業所の通所者
 東日本大震災で被災し、仮設施設で活動を続ける南三陸町の「のぞみ福祉作業所」の手すき紙が様々な形で活用され、注目を集めている。和紙のようなごわごわとした手触りやレトロな印象が特徴的で、東京都内などでも出展されているものの、地元での認知度は今ひとつ。作業所は、施設で企画する紙作り体験などを通じて浸透を図りたいという。(道下航)

 同作業所は震災前年の2010年から社会福祉法人「洗心会」(気仙沼市)が運営していたが、震災の津波で全壊。約2か月後にプレハブで再開したものの、その後も2度移転。現在の仮設施設には21人の知的障害者が通う。

 復興支援の一環で、手すき紙をつくる道具が11年に贈られ、牛乳の紙パックや新聞紙を薄く小さくちぎったものを原料に、はがきを製作するようになった。東京のデザイナーと協力して季節の植物などの絵柄を入れた「笑えハガキ」を考案すると、お土産として購入する復興ボランティアが増えてきた。

 はがきの独特の感触や古風な雰囲気が次第に評判を呼ぶようになり、活版印刷と同じ手法で文字を打ち込んだ製品も開発し、2016年には「NOZOMI PAPER」として商標登録した。

 最近では名刺やしおり、結婚式の招待状として使われることもあり、都内での展示販売会も増えているが、施設長の森伸也さん(44)は「活動が評価されていても、地域では知らない人が多い」と話す。今後は町内の「さんさん商店街」に出店するカフェでの展示販売や紙すき体験などに力を入れ、地元での知名度を高めていく考えだという。

 製品や紙すき体験などに関する問い合わせは、同作業所(0226・46・5129)へ。

2018年01月05日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

 

▽読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20180105-OYTNT50073.html

 

仮設のプレハブを利用して、手すき紙の福祉作業所を運営している

のぞみ福祉作業所のページはこちらにあります。

http://www.miyagi-selp.org/product/30267

ページ内では、手すき紙で作られたハガキなどが沢山紹介されております。

手作りの紙で作られたハガキは非常に暖かみのある仕上がりですね♪

また、ハガキ・カードの他に、手すき名刺作りも開始されたようです!

一枚一枚世界に一つしか無い手作りの名刺なんて贅沢ですね♪

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