初売り準備、夢込めて 県内震災・台風被災地

f:id:purehabu:20171229161733j:plain

 東日本大震災から7度目の正月を前に、今年念願の本設再建を果たした大船渡市や陸前高田市などの中心商店街では、商店主らが本設店舗で初の初売りの準備を進めている。昨年の台風10号豪雨で被災した岩泉町の道の駅も今年、本格的な営業再開を果たした。プレハブの仮設店舗などで力を蓄え、やっと大きな一歩を踏みだした2017年もあと1日。飛躍と感謝、それぞれの思いを胸に、復興後を見据えた新年を迎える。

 大船渡市大船渡町のJR大船渡駅周辺地区で4月に誕生したおおふなと夢商店街などの商業施設。歳末・新春セールのために市内の69店が参加する新生おおふなと商店会(代表・伊東修おおふなと夢商店街協同組合理事長)を立ち上げ、1月2、3両日に行う大抽選会の準備を進めている。

 真新しい店で営業再開を果たした今年だが、伊東理事長(64)は「本設を節目とは考えていない」ときっぱり。周辺では土地区画整理事業が続いており、まちの完成形が見える今後を商店街の正念場と見据える。

 陸前高田市高田町のかさ上げ地に4月開業したアバッセたかたも2日の初売りで餅まきを行い、4~6日にはスタンプラリーなども展開する。運営する高田松原商業開発協同組合の伊東孝代表理事(64)は「アバッセや周りの商店の建設も進み活気が出てきた。にぎわいを生み出す一助にしたい」と力を込める。

 昨年8月の台風10号豪雨で被災し、今年は仮営業でスタートした岩泉町乙茂(おとも)の道の駅「いわいずみ」も1日から3日間、本格営業後初めての初売りを行う。復活した岩泉ヨーグルトが入った福箱などを販売し、復興支援に感謝する。

【写真=抽選会場に紅白幕を取り付け、本設再建後初の初売りの準備を進める商店主=大船渡市大船渡町・おおふなと夢商店街】

 

岩手日報

https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20171231_1

 

f:id:purehabu:20180101223527j:plain

 ▽アバッセたかた

http://abassetakata.jp/archives/468

 

震災からもう7度目のお正月なのですね、

ここまでの道のりを考えると目頭があつくなります。

 

アバッセたかたも1/2から開店しております!

是非、お近くの方もそうでない方も足を運んで下さい!