熊本地震から

熊本地震から1年半 約4万5000人が今も避難生活

熊本地震の発生から14日で1年半です。熊本県内の仮設住宅で暮らす人は、最も多い時に比べて2800人余り減りましたが、今もおよそ4万5000人が避難生活を余儀なくされていて、引き続き、住まいの再建が大きな課題となっています。

一連の熊本地震で亡くなった人は、これまでに熊本県大分県で合わせて249人となっていて、避難生活のストレスによる体調悪化などで死亡し、市町村から「災害関連死」と認定された人は80%近い193人に上ります。

また、熊本県内の住宅の被害は19万6000棟余りで、全壊と大規模半壊、半壊は合わせて4万3000棟近くに達しています。

こうした中、熊本県内の仮設住宅で暮らす人は、先月末の時点でおよそ1万9000世帯、4万5000人いて、最も多かったと見られることし5月から2800人余り減りましたが、今も多くの人が避難生活を余儀なくされています。

さらに、誰にもみとられずに亡くなるケースも相次ぎ、こうした孤独死と見られる人は県内で確認されただけでも、みなし仮設で8人、プレハブ型の仮設住宅で1人、公営住宅で1人の合わせて10人となっています。

熊本県仮設住宅からの転居費用を助成するなど支援事業を始めたほか、政府も仮設住宅の入居期間を必要に応じて原則2年から1年延長することを決めています。

一方で、建設業者の人手不足などは解消されておらず、今後の復興に向け、引き続き、住まいの再建が大きな課題となっています

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171014/k10011177631000.html

熊本地震から一年半がすぎていたのですね。

まだまだ復興には時間がかかりそうです。