折りたためる建物が話題!
英国企業の「折りたためる建物」が話題に! トレーラーでどこでも移動
これまでのプレハブ建物は、完成した状態で運ぼうとすると車両幅や長さの制限があるので、サイズやデザインには限度がありました。
この常識を打ち破るプレハブ建物開発にチャレンジし、SNSなどで話題になっているのが、英国・オックスフォード州アビンドンにあるテン・フォールド・エンジニアリング社です。
上の建物はその一例ですが、驚くべきことに床や壁、天井などが折りたたみ式になっており、コンパクトにたたんでトレーラーで運搬することができるようになっているのです。
展開した状態
この「たためる建物」は、既にプロトタイプも作られており、動画が公開されています。工場内で試作されたプロトタイプの建物は64m2の広さがあり、展開したり、たたんだりするのにかかる時間はわずか10分とのこと。
そして、建物をスムーズに折りたたむためのキーテクノロジーともいえるものが、各部材が重力的にバランスしながら、少しの力で開閉できるリンク機構です。
このリンク機構があることで、プレハブ建物はぐっと大きく、設計の自由度が広がりそうですね。また、複数の建物を並べるとホテルのような大規模な建物も、現場ですぐに組み立てることができます。
折りたためる建物の種類も、バラエティーに富んでいます。ナント、橋や太陽光発電所、タワーやカーレース用のアーチなど、建物以外の構造物も、シリーズ化されているのです。
同社のウェブサイトには、様々なタイプの建物や構造物を折りたたみ式にしたイメージ動画が公開されています。
これらの建物は、機械と建築が合体した新しい技術と言えそうですね。設計・製作には従来の建築や土木よりも、さらに高い精度が求められそうです。
こんな建物や構造物なら、設備や家電製品と一体化して、海外にパッケージ輸出するビジネスも生まれそうですね。
凄いですね、
製造元の英国企業のwebは更にすごい!
www.tenfoldengineering.comまるで南京玉すだれのような・・・
これからの時代はこんな感じになっていくのでしょうか?